地震や台風、大雨などの災害は、いつ起こるかわかりません。
「もし地震がきたら、どうする?」「避難するときのお約束は知っている?」など、いざというときに自分の身を守る方法を、普段から親子で話しておくことが大切です。
そこで今回は、幼児から小学生まで親子で楽しめる「子ども向け防災クイズ」10問をご用意しました!
9月1日は「防災の日」。クイズを楽しみながら、家族みんなで「もしも」のときにどうするか考えてみましょう。
まだ文字を読むのが難しいお子さんには、おうちの方が問題を読んであげてくださいね。
9月1日は「防災の日」!子どもと一緒に防災について考えよう

毎年9月1日は「防災の日」です。
「防災」とは、地震や台風、大雨などの災害に備えて、自分や大切な人の命を守るために準備しておくこと。
9月1日は、1923年に大きな被害をもたらした「関東大震災」が発生した日でもあります。災害について知り、日頃から備えることの大切さを考える日として「防災の日」が定められています。
小さな子どもに防災の大切さを伝えるときは、難しい説明をする必要はありません。
「地震がきたらどうする?」
「おうちから逃げるときはどこへ行く?」
など、身近な場面を親子で一緒に考えることから始めてみましょう。
それでは、ここから防災クイズに挑戦です!
【子ども向け】親子で挑戦!防災クイズ10問

地震や火事、大雨などが起きたとき、どうすれば自分の身を守れるのでしょうか?
全部で10問あります。「自分だったらどうするかな?」と考えながら答えてみてくださいね。
第1問:おうちにいるときに地震がきた!まずどうする?
Q.おうちにいるとき、急にグラグラと大きく揺れました。まずどうする?
① すぐに外へ走っていく
② 頭や体を守る
③ おもちゃを片づける

正解は……②「頭や体を守る」!
地震が起きると、家具が倒れたり、上から物が落ちてきたりすることがあります。
揺れている間は、丈夫な机の下に入るなどして、まずは自分の頭や体を守ることが大切です。
揺れがおさまってから、周りの大人の話をよく聞いて行動しましょう。
【おうちの人へ】
リビングや子ども部屋など、普段よく過ごす場所を見ながら「ここで地震がきたら、どこで身を守る?」と親子で確認してみましょう。
第2問:地震がきたら、すぐに外へ飛び出してもいい?
Q.おうちがグラグラ揺れています。急いで玄関から外へ出たほうがいい?
① すぐに外へ飛び出す
② 窓から外へ出る
③ まず身を守り、揺れがおさまるのを待つ
正解は……③「まず身を守り、揺れがおさまるのを待つ」!
地震が起きたからといって、慌てて外へ飛び出すのは危険です。
外では、ガラスや看板などが落ちてくることもあります。
まずは安全な場所で自分の身を守り、揺れがおさまってから大人の指示や周囲の状況を確認して行動しましょう。
【おうちの人へ】
地震の際は「まず身の安全を確保する」ことを、子どもにもわかりやすく伝えておきましょう。
第3問:外にいるときに地震がきたら、どこに気をつける?
Q.外を歩いているときに地震がきました。どこから離れたほうがいい?
① ブロック塀や建物の近く
② 物が落ちてこない安全な場所
③ 広くて安全な場所

正解は……①「ブロック塀や建物の近く」!
地震が起きると、ブロック塀が倒れたり、窓ガラスや看板などが落ちてきたりすることがあります。
建物や塀など危険なものから離れ、バッグなどで頭を守りながら、安全な場所へ移動しましょう。
小さなお子さんは、自分だけで判断せず、近くにいる大人の話をよく聞いてくださいね。
【おうちの人へ】
いつもの通園・通学路にも危険な場所がないか、親子で歩きながら確認してみるのもおすすめです。
第4問:火事で煙が出ているときはどうする?
Q.火事が起きて、部屋や廊下に煙が出ています。どうやって逃げる?
① できるだけ低い姿勢で逃げる
② ジャンプしながら逃げる
③ 煙の近くに立って様子を見る

正解は……①「できるだけ低い姿勢で逃げる」!
火事のときは、炎だけでなく煙にも注意が必要です。
煙は上のほうにたまりやすいため、煙がある場所から避難するときは、できるだけ姿勢を低くして、煙を吸わないようにします。
ハンカチやタオルなどが近くにあれば、口や鼻をおおいながら避難しましょう。
【おうちの人へ】
火災時には、持ち物を取りに戻らず、子どもと一緒に安全な場所へ避難することを優先しましょう。
第5問:避難するときのお約束「おかしもち」ってなに?
Q.避難するときのお約束「おかしもち」。正しいのはどれ?
① お菓子・もち・チョコレート
② おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかづかない
③ おおきな声で・かけっこして・しゃべりながら・もどる

正解は……②!
「おかしもち」は、避難するときに覚えておきたい5つのお約束です。
お……おさない
か……かけない
し……しゃべらない
も……もどらない
ち……ちかづかない
幼稚園や保育園、学校の避難訓練で聞いたことがあるお子さんもいるかもしれませんね。
災害が起きたときは慌てず、先生やおうちの人など、大人の話をよく聞いて避難しましょう。
【おうちの人へ】
「おかしもち、覚えている?」と、ときどきクイズのように確認しておくと、子どもの記憶にも残りやすくなります。
第6問:台風や大雨のとき、川を見に行ってもいい?
Q.雨がたくさん降っています。「川の水、増えているかな?」と見に行ってもいい?
① 大人と一緒なら川のすぐ近くまで行く
② 少しだけなら見に行く
③ 川や用水路には近づかない

正解は……③「川や用水路には近づかない」!
大雨のときは、短い時間でも川の水が増えたり、流れが速くなったりすることがあります。
大雨や台風のときは、川や用水路を見に行かないことが大切です。
「水がどれくらい増えたかな?」と気になっても、自分で確かめに行かないでくださいね。
【おうちの人へ】
川の様子を確認したい場合も現地には行かず、自治体や気象庁などから発信される防災情報を確認しましょう。
第7問:大雨で道路に水がたまっていたらどうする?
Q.道路にたくさん水がたまっています。どうする?
① 水の中を走って渡る
② 面白そうだから入ってみる
③ 水の中には入らず、大人と安全な場所へ移動する
正解は……③「水の中には入らず、大人と安全な場所へ移動する」!
水がたまった道路は、見た目だけでは深さがわからないことがあります。
さらに、水の下に側溝やマンホールなどが隠れている場合もあり、とても危険です。
子どもだけで水の中へ入らず、近くの大人と一緒に安全な場所へ移動しましょう。
【おうちの人へ】
大雨のときは、危険が迫ってから移動するのではなく、自治体からの避難情報などを確認しながら早めに行動することが大切です。
第8問:防災リュックに入れておきたいものはどれ?
Q.もしものときのために準備する「防災リュック」。入れておきたいものはどれ?
① 飲み水や非常食、ライトなど
② おもちゃだけ
③ 大きくて重たい本をたくさん

正解は……①「飲み水や非常食、ライトなど」!
災害が起きると、すぐに家へ帰れなかったり、電気や水が使えなくなったりすることがあります。
防災リュックには、水や食べ物、ライト、携帯トイレ、タオル、救急用品など、避難するときに必要になるものを準備しておきましょう。
小さなお子さんがいる家庭では、子どもの年齢に合わせて、着替えやおむつ、食べ慣れたものなども用意しておくと安心です。
【おうちの人へ】
防災グッズは準備して終わりではなく、食品などの期限や子どものサイズが合っているかを定期的に確認しましょう。
第9問:家族とはぐれたときのために決めておきたいことは?
Q.地震が起きたとき、お父さんやお母さんと一緒にいるとは限りません。あらかじめ家族で決めておくといいことは?
① 集合する場所や連絡の方法
② 今日のおやつ
③ 次に見るテレビ番組

正解は……①「集合する場所や連絡の方法」!
災害は、家族みんながおうちにいるときに起こるとは限りません。
幼稚園や学校、仕事などで離れているときに災害が起きることもあります。
そのため、普段から「もし離ればなれになったら、どこで会う?」など、家族で約束を決めておくことが大切です。
【おうちの人へ】
自宅周辺だけでなく、園や学校からの引き渡し方法などもあわせて確認しておきましょう。
子どもには、一度にたくさん覚えさせるより「困ったときは先生や信頼できる大人の話を聞こう」と伝えておくことも大切です。
第10問:「もしも」のために普段からできることは?
Q.地震や台風がきていない普段の日。防災のためにできることはどれ?
① 何もしなくていい
② 家族で避難場所や防災グッズを確認する
③ 災害のことは考えないようにする

正解は……②「家族で避難場所や防災グッズを確認する」!
災害が起きてから「どうしよう!」と考えるのではなく、何も起きていないときに準備しておくことが防災の第一歩です。
避難場所まで親子で歩いてみたり、防災リュックを開けて中身を見たりするだけでもOK。
「これ、何に使うのかな?」と親子で話しながら、楽しく防災について学んでみてくださいね。
【おうちの人へ】
防災の日だけで終わらせず、誕生日や季節の変わり目など、家族で確認するタイミングを決めておくのもおすすめです。
何問できた?親子で「防災マスター度」をチェック!

防災クイズ、おつかれさまでした!
10問中、何問正解できたかな?
- 0~3問:これから防災を学ぼう!
知らなかったことがわかっただけでも大きな一歩。もう一度クイズに挑戦してみよう! - 4~7問:防災ものしりさん!
防災についていろいろ知っているね。おうちの人と一緒に、実際の避難場所も確認してみよう! - 8~9問:防災マスター!
あと少しで全問正解!覚えたことを、おうちの人にも教えてあげてね。 - 10問:めざせ防災博士!全問正解!
すごい!大切なのは、クイズで覚えたことを「もしものとき」に思い出すこと。これからも家族で防災について話してみよう!
もちろん、何問正解できたかだけが大切なのではありません。
わからなかった問題をきっかけに、親子で「こんなとき、どうする?」と話せたら、それも立派な防災です。
防災クイズが終わったら!親子で確認したい3つのこと

クイズで防災について学んだら、今度は「わが家の場合はどうする?」を親子で考えてみましょう。
難しい準備を一度にする必要はありません。まずは次の3つから始めてみてください。
1.家の近くの避難場所を確認しよう
まず確認したいのが、自宅周辺の避難場所や避難経路です。
自治体のハザードマップなどを見ながら、
「もしおうちから避難することになったら、どこへ行く?」
と親子で確認してみましょう。
地図を見るだけでなく、天気のよい日に実際に歩いてみるのもおすすめです。
途中に川やブロック塀などがないかも一緒に確認しておくと、子どもにとっても避難経路をイメージしやすくなります。
2.家族とはぐれたときの約束を決めよう
災害は、家族が一緒にいるときに起こるとは限りません。
「幼稚園にいるときに地震がきたら?」
「お父さんやお母さんがすぐに迎えに来られなかったら?」
など、子どもの生活に合わせて話してみましょう。
家族の集合場所や連絡方法、園や学校での引き渡しルールなどを、大人同士でも共有しておくと安心です。
幼児には細かなルールをたくさん覚えさせるのではなく、「勝手に動かず、先生や近くの大人のお話を聞こうね」など、シンプルな約束から伝えてみてください。
3.防災リュックの中身を一緒にチェックしよう
防災リュックを用意しているご家庭は、ぜひ子どもと一緒に中身を見てみましょう。
「これは何に使うと思う?」とクイズにすれば、楽しく防災グッズの役割を覚えられます。
また、子どもの成長は早いため、着替えやおむつ、靴などのサイズが合っているかも定期的にチェックしておきましょう。
食べ物や飲み物の賞味期限、ライトや電池などもあわせて確認しておくと安心です。
親子で防災について話すきっかけにしよう

地震や台風などの災害について、小さな子どもに伝えるのは難しく感じるかもしれません。
しかし、最初からたくさんの知識を覚える必要はありません。
「地震がきたら、まず頭を守ろうね」
「大雨のときは、川を見に行かないよ」
「避難するときは、大人のお話をよく聞こうね」
など、子どもの年齢に合わせて少しずつ伝えていきましょう。
防災クイズなら、怖がらせすぎることなく、親子で楽しみながら「もしものときにどうする?」を考えるきっかけになります。
9月1日の「防災の日」をきっかけに、ぜひ家族みんなでわが家の防災について話してみてくださいね。
