習い事の掛け持ちは何個までが適切?園児〜小学低学年の子どもに合った種類と組み合わせを解説

習いごと

園児から小学低学年になると、スイミングや英語、体操、ピアノなど、さまざまな習い事に興味を持つ子どもが増えてきます。

一方で、子どもの性格や体力、生活リズムによって、ちょうどよい数は一人ひとり異なります。そのため、どのような習い事が合っているのか、子どもの希望を優先すべきか、将来の役に立ちそうな習い事を親が選ぶべきか、悩ましいテーマでもあります。


習い事の掛け持ちは何個までがおすすめ?

園児から小学低学年の子どもであれば、次のようなイメージが目安になります。

  • 園児(3〜6歳):1〜2個
  • 小学1〜3年生:2〜3個

この時期の子どもは、学校や園で過ごすだけでもたくさんの刺激を受けています。

さらに習い事を毎日のように入れてしまうと、知らず知らずのうちに疲れがたまってしまうこともあります。

子どもは疲れていても、自分ではうまく言葉にできない場合があります。

「最近よく機嫌が悪い」
「朝起きるのがつらそう」
「習い事の日になると行きたがらない」

このような様子が見られたら、習い事の数や通う頻度を見直してみてもよいでしょう。


習い事を掛け持ちするメリット

習い事の掛け持ちには、子どもの成長につながるメリットがあります。

いろいろな経験ができる

子どもの興味は日々変わります。

運動が好きだと思っていたら音楽に夢中になったり、絵を描くことに興味を持ったりすることも珍しくありません。

幼いうちにさまざまな種類の習い事を経験することで、「好き」や「得意」を見つけるきっかけになります。

得意なことが増えて自信につながる

「今日は25メートル泳げた!」
「先生にほめられた!」

そんな小さな成功体験の積み重ねは、子どもの自己肯定感を育てます。

学校以外にも「できた」と思える場所があることは、大きな安心感につながります。

新しい人との出会いがある

習い事では、学校や園とは違う先生や友達と出会えます。

年齢の違う子どもと交流する機会も増え、コミュニケーション力を育てるきっかけにもなります。


習い事を増やし過ぎるデメリット

メリットがある一方で、掛け持ちには気を付けたい点もあります。

自由に遊ぶ時間が減ってしまう

園児や小学低学年の子どもにとって、自由遊びはとても大切です。

公園で走り回ったり、おもちゃで工夫して遊んだりする時間は、創造力や社会性を育てる貴重な時間でもあります。

習い事で毎日予定が埋まってしまうと、その時間が少なくなってしまいます。

子どもが疲れやすくなる

まだ体力が十分ではない時期は、大人が思っている以上に疲れています。

疲れがたまると、集中力が続かなかったり、風邪をひきやすくなったりすることもあります。

保護者の負担も大きくなる

送迎や月謝、発表会、練習への付き添いなど、習い事は保護者の協力が欠かせません。

子どもだけでなく、家族全体が無理なく続けられることも大切なポイントです。


掛け持ちするなら「種類」のバランスを考えよう

習い事を2つ以上掛け持ちする場合は、同じような内容ではなく、違う種類を組み合わせるのがおすすめです。

たとえば、

  • スイミング+英語
  • 体操+ピアノ
  • ダンス+絵画
  • サッカー+そろばん

などは人気の組み合わせです。

運動系と文化系を組み合わせることで、体も頭もバランスよく刺激できます。

反対に、学習系ばかりを増やすと、子どもによっては疲れてしまうこともあります。

「どんな力を伸ばしたいか」を考えながら選ぶとよいでしょう。


子どもに合う習い事の組み合わせとは?

「人気だから」という理由だけで選ぶより、子どもの性格に合った組み合わせを考えることが大切です。

たとえば、体を動かすことが好きな子なら、スイミングや体操に加えてダンスを選ぶよりも、運動系1つと工作や音楽など落ち着いて取り組める習い事を組み合わせるほうが、メリハリがつきやすくなります。

一方、人前に出ることが苦手な子は、少人数で取り組めるピアノや絵画などが合うこともあります。

子どもの性格や「楽しそうに取り組めるか」を大切に選びましょう。


習い事を始める前に確認したい5つのポイント

習い事を増やす前に、次の5つをチェックしてみましょう。

  • 子ども自身が「やってみたい」と思っている
  • 睡眠時間がしっかり確保できる
  • 家で遊ぶ時間が残っている
  • 保護者も無理なく送迎できる
  • 家族で過ごす時間が減り過ぎていない

この5つが守れていれば、無理なく続けやすくなります。


「何個」よりも「楽しめているか」が一番大切

周りのお友達と比べると、「うちは習い事が少ないかも」と感じることもあるでしょう。

でも、子どもの成長のスピードは一人ひとり違います。

2つでも十分楽しめる子もいれば、1つに夢中になって大きく成長する子もいます。

大切なのは、「何個習っているか」ではなく、「子どもが笑顔で通えているか」です。

習い事は将来のためだけではなく、「楽しい」「できた」という経験を積み重ねる場所でもあります。

親子で無理なく続けられるペースを見つけながら、その子らしい成長を応援してあげたいですね。

まとめ

園児から小学低学年の子どもの習い事は、1〜2個、多くても3個程度が無理なく続けやすい目安です。

掛け持ちをする場合は、「何個あるか」ではなく、「子どもが楽しめているか」「生活リズムが保てているか」を基準に考えることが大切です。

また、運動系と文化系など種類の異なる習い事を組み合わせることで、子どもの負担を減らしながら、さまざまな経験を積むことができます。

周りと比べ過ぎず、その子にぴったりの習い事を見つけて、親子で楽しく成長を見守っていきましょう。

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